あらすじ

「正義の話はやめろ。聞いてて、虫唾が走る」 かつて公式最高位・金級アルビトルだった男、レヴィ。 世界の紛争を裁く調停者として名を馳せた彼は、ある裁定で国を一つ消し、聖裁教会から破門された。 以後、彼は公式階級から外れた禁忌の裁定者、 《黒級アルビトル》と呼ばれるようになる。 今のレヴィは、腹を減らしながら各地の揉め事を解決する、だるそうな流れ者。 だが裁定に入った瞬間、空気が変わる。 彼は誰が正しいかを決めない。 勝者も敗者も作らない。 ただ、争う者たちが明日も生きていける出口を作る。 紛争を解決するたびに得られるカルマ。 その目的は、世界大戦を起こして封印された婚約者ヴェスパーを救うこと。 必要なカルマは、一億。 世界を壊した男は、世界に恨まれながらも、今日も小さな揉め事を畳んでいく。 いつか、終末の聖女を迎えにいくために。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/16
  • 現在の作品失墜した黒級アルビトル、世界大戦を起こした婚約者を救うためカルマを集める