あらすじ

白石結衣、二十八歳。 現代日本ではDX化についていけず、「紙の人」「アナログさん」と陰で笑われていた元事務員。 得意なのは、そろばん、暗算、紙書類の整理、台帳管理、契約書確認。 けれど会社ではそれを評価されず、無能扱いされていた。 そんな結衣はある日、異世界エルセリアへ転移する。 魔法なし。戦闘力なし。身分なし。 途方に暮れた彼女が拾われたのは、手書き依頼書と紙台帳が山のように積まれた、ルーンベル冒険者ギルド支部だった。 依頼書の危険度は曖昧。 報酬計算はずさん。 負傷記録は整理されておらず、若手冒険者の死亡率は高い。 けれどそこは、結衣にとって「紙の書類がまだ生きている世界」だった。 そろばん一級の暗算力。 紙質やインクの違和感を見抜く観察眼。 記録を整え、人の命を守る事務能力。 現代で評価されなかった地味な力が、異世界では冒険者たちの命を救う武器になる。 無口なS級剣士レオン。 軽薄な斥候カイル。 犬系若手冒険者ノア。 王都から来た貴公子アシュレイ。 そして結衣を拾った支部長ヴィクトル。 結衣に命を救われた彼らは、次々と彼女を専属指名し始める。 これは、戦えない受付嬢が紙と数字でギルドを変え、冒険者たちを生きて帰らせ、愛されながら自分の居場所を見つけていく物語。 ※40話完結、毎日投稿

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小説を読もう2026/06/16
  • 現在の作品無能扱いされた元事務員、異世界ギルドで命を救う受付嬢になりました 〜最強冒険者たちに溺愛指名されています〜