あらすじ
保険会社の同じフロア、仕切りのない空間でバチバチに火花を散らす山手第一支部長の板倉覚と、第二支部長の柳井暁。
同じ『サトル』の二人は同期でありながら、仕事のスタンスも性格も正反対。
支部閉鎖で心が折れ、冷めきっていた板倉にとって、完璧でスマートな柳井は目障りなライバル以外の何者でもなかった。
──あの日、最悪なトラブルでプライドをズタズタにされるまでは。
その夜、泥酔してベッドに倒れ込んだ板倉の前に現れたのは、夢か現か、実体のない柳井の姿。
「男相手に気持ちいいとか、夢だとしてもキモすぎるだろ!?」
翌朝、何事もなかったかのように澄ました顔で出社してきた柳井を前に、板倉はただの悪夢だと笑い飛ばそうとするが──。
昼はバチバチのライバル支部長、夜はベッドの中だけの秘密。
昼間の冷徹な態度とは180度違う、熱く、情熱的な瞳で、板倉の身体を容赦なく愛撫し、開発していく。
ノンケだったはずの俺の脳をバグらせる、甘くて異常な夜のルーティンが始まる。