あらすじ
悠真は今日も、No.1ホスト・蓮と穏やかな日々を過ごしていた。
家族に見放され、居場所を失ったと思っていた自分が、こんなにも幸せになれるなんて――あの日は想像もしていなかった。
そんなある日、マンションを訪ねてきたのは、長年会っていなかった母方の祖父母だった。
実は悠真が姿を消した後も、祖父母だけは諦めずに探し続けていたのだ。
しかし再会した祖母は、病に侵され車椅子生活となり、記憶も曖昧になっていた。
「ゆうちゃん、おやつ食べる?」
祖母が覚えているのは、幼い頃の悠真だけ。
それでも、その優しい笑顔は何も変わっていなかった。
親戚からは疎まれ、家族に必要とされていないと思い込んでいた悠真。
けれど祖父母の愛情に触れた時、自分が決して一人ではなかったことを知る。
そして蓮もまた、そんな悠真を優しく支え続ける。
「お前は、ずっと大切な存在だったんだよ」
愛されることを諦めていた青年と、誰よりも彼を愛する男。
過去と向き合い、本当の幸せを見つける――感動の第4巻。