あらすじ

祖父から習った仙術の養生法『導引』を使い、整体の店を始めた冬子。亡くなった祖父は幽体となり黒猫のあずきちゃんに入り冬子を見守る。父母も仙術を極めていて、陰ながら冬子を見守る。とまどいながらも、お店にやって来るお客様に対応する冬子の物語。  古来日本では、武術を行う道場で体の不調を治す武術整体が行われていて、この武術整体と漢方薬が治療法でした。  しかし、時代は明治になり、治療法は西洋医学に切り替わります。  武術整体を営業として行っていた者は、当時、行っていた者一代限りしか営業は認められず。次の代の営業は認められなかった為、武術整体は姿を消してしまいました。  しかし、修行法として武術や武術整体を引き継ぐ者は現在もいます。  三日月流導引も武術整体を引き継ぐ一つの流派です。  特に祖父、仁蔵は仙術の中の導引を得意として伝承していました。 「体の不調は、冷えによるものや同じ姿勢を続けることでコリになってしまうことで起こることが多く。体をほぐし、体を温めてぐっすり眠りたくはないか? わしの孫、冬子が小説の中で教えているぞ。読むか、読まないかで人生が変わるかもしれないぞ」  三日月流導引伝承者、三日月仁蔵は、そう言っています。  ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。

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カクヨム
カクヨム2020/12/17
  • 現在の作品整体師・三日月冬子