あらすじ

「自由に生きたい」 それが、最上奏の願いだった。 高校生だった奏は、事故によって命を落とす。 気が付くと、そこは何もない白い空間だった。 そして目の前には、自らを神と名乗る存在がいた。 神は奏に告げる。 新たな人生を与えよう、と。 剣と魔法が存在する異世界。 魔物が跋扈し、多くの種族が生きる未知の世界。 そこで再び人生をやり直さないか、と。 地球での人生に未練がなかったわけではない。 だが、誰かに決められたレールの上を歩き続けるだけの日々にも、奏は息苦しさを感じていた。 だから彼はその提案を受け入れる。 今度こそ、自分の好きなように生きるために。 神から与えられた力は一つだけ。 ――【重力操作】。 魔力を持たない代わりに授けられた、不思議な力だった。 物を軽くする。 自分の身体を少しだけ浮かせる。 相手の動きを鈍らせる。 派手な魔法のような力ではない。 だが、それは確かに世界の理に干渉する特別な力だった。 そして奏は知らない。 その力が何のために与えられたのかを。 自分を異世界へ送った神の本当の目的を。 これは自由を求める少年の物語。 誰にも縛られず、自分の意思で生きるために異世界へ降り立った一人の少年が、やがて世界の運命そのものへ関わっていく物語である。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/15
  • 現在の作品重力支配 ~自由を求めた少年は、やがて神に抗う~