あらすじ

「先に俺を社会から突き放したのは、お前ら大人だ。だから壊すんだ」 街でも有名な不良少年・森島竜斗。家庭環境に見捨てられ、大人を憎み、世界すべてを壊してやりたいと荒んだ生活を送っていた。 ある日、また警察に捕まった竜斗の前に、いつも自分を捕まえる刑事・片岡が立ちはだかる。 「綺麗事で世界が綺麗になるかよ」と吐き捨てる竜斗に、片岡は自身の「6歳の誕生日の記憶」を語り始める。それは、警察官だった父親が立て籠もり事件で殉職し、その犯人がいまやのうのうと釈放されて生きているという、あまりにも理不尽な世界の現実だった。 「俺もこの世界を憎んでる。だけど――」 同じ漆黒の憎しみを抱えながら、それでも世界を守ろうとする片岡の背中に、竜斗の頑なな心が初めて激しく揺さぶられる。 原作者の描く、男たちの熱い魂のぶつかり合い。ラストの「初めての謝罪」に誰もが胸を熱くする、極上の王道ヤンキー更生ショートショート。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/15
  • 現在の作品普通になれない。