あらすじ
アストレイア魔導学院で「万年落ちこぼれ」と蔑まれていた平民の少女・ラナ。
彼女はある日、王都の路地裏にひっそりと佇む古書店「黄昏堂」で、気難しくもどこか色気のある店主・アラミスに拾われる。
アラミスの弟子として、彼の不器用ながらも深い優しさに触れ、急速に魔導の才能を開花させていくラナ。
歳の差を越えて惹かれ合う二人だったが、ラナの身体には、世界を揺るがす「ある秘密」が隠されていた。
実はラナは、十数年前の大戦でアラミスが自身の魂を切り裂いて未来へ逃がした、彼の【魂の片割れ】だったのだ――!
満月の夜、二人の絆を引き裂かんと迫る帝国の精鋭師団と、黒の魔導王オズワルド。
愛するラナに危機が迫った瞬間、隠居していたはずの【真の大賢者】の激怒が、十数年の時を経て完全覚醒する!
「月ならここ(腕の中)にあるさ。お前の張った安物の夜空ごと、その傲慢な顔を叩き潰してやろう」
ラナを腕に抱いたアラミスの、術式すら介さない圧倒的な神話級魔法が世界の絶望を蹂躙する!
そしてラナもまた、大好きな旦那様の背中を守るため、純白の魔導ドレスを纏い「最強の伴侶」として覚醒し――!?
孤独だった元大賢者×前世からの絆を持つ一途な少女。
二人が紡ぐ、世界で一番安全な「夫婦無双」と、古書店での甘々新婚スローライフファンタジー、ここに開幕!