あらすじ
王城の経理課で働くティナは、数字と帳簿に関しては誰よりも優秀。
けれど仕事を離れれば、方向音痴で財布を忘れ、放っておくと無事に帰宅できるかも怪しい残念な子だった。
そんな彼女を昔から当たり前のように送り迎えし、荷物を持ち、ご飯を見張り、時には出口まで案内しているのが、幼馴染で近衛騎士のアッシュ。
本人たちは「ただの幼馴染」と思っているけれど、周囲から見ればどう見ても付き合ってるように見える。
ある日、ティナが何気なく口にした「変です」の一言から、王城の帳簿に隠された不自然な記録が見つかり、監査室を巻き込む騒動へと発展していく。
それでも変わらないのは、朝の財布確認と、帰り道の保護業務。
今日も近衛騎士は、有能すぎる経理係を迎えに行く。