あらすじ
「まず服を着なさい、このド変態!」
神造監獄の最下層で、聖女リリアが見つけたのは、千年封印されていた元最高神アゼルだった。
ただし、全裸で。
しかも本人は、服を着る気がない。
神様は偉大で、神聖で、慈悲深い。
たぶん、そういうもののはずだった。
だがこの元神は、態度がでかい。口が悪い。常識がない。
そのくせ、人間の弱さに誰かが勝手に手を突っ込むことだけは、絶対に許さない。
聖女は怒鳴る。
聖騎士は血を吐く。
神獣はピヨと鳴く。
元最高神は、デコピンで悪魔を処理する。
これは、神を辞めた男と、処分されかけた聖女が、
人間のどうしようもない弱さを、笑いながら、怒りながら、それでも人間の手に返していく物語。