あらすじ
異世界召喚された先は、魔族に侵攻されてズタズタになった王都だった─────
双子の姉弟である、アリスとクリス。お互いがお互いを守りたいと強く願っている激重感情持ちの双子が、共に死ぬことを選んだその日、別々に異世界召喚される。
アウィス王国の王子・スワンフォードに召喚されたアリスは、〝夢見の聖女〟の力をスワンによって付与される。クリスさえいればそれでいいアリスは、はじめはスワンにもアウィス王国にも興味はなかったが、徐々に国や民を想うスワンに協力したいと思い始める。
一方、悪人に召喚されたクリスは〝悪夢を見る〟力を付与される。しかし、彼にはもともと、闇の能力が眠っていた。そんなクリスに興味を抱いたのが、スワンの双子の弟・クロウディード。クロウもまた、闇の力を持つ特殊な存在だった。
死から生へ、義務から願望へ、孤独から愛情へ。
そして、アウィス王国再建を手伝う双子は、長き歴史をもつ国と国の戦争に巻き込まれていく─────