あらすじ
実家の莫大な借金を肩代わりしてもらう対価として、『氷の公爵』と恐れられる王国の筆頭公爵クロード・フォン・ルーフェンと、三年間の契約結婚をすることになった没落寸前の伯爵令嬢エルサ。
「私からあなたを愛することはない」
初日にそう冷たく言い放たれ、寝室も別、互いに干渉しないというドライな契約で始まった結婚生活。平穏な三年間を過ごして円満に離縁するはずだったのに、なぜか初日の夜から旦那様が自室にやってきて――。
「本日のご褒美だ。私を抱きしめなさい」
なんと彼は激務のストレスを癒やすためとして、毎日エルサに『ご褒美』を要求するようになったのだ!
ハグから始まり、膝枕での朗読、素人のヘッドスパ……と、日を追うごとに甘くなっていくスキンシップ。氷のように冷酷無比だったはずの旦那様は、いつの間にかエルサの温もりなしでは生きられない甘えん坊へと変貌していく。
さらには、意地悪な令嬢たちに絡まれたお茶会に彼が乱入してきて、「手放す気など毛頭ない」「実は一目惚れだった」と大勢の前で爆弾発言!?
愛のない契約結婚だったはずが、実は旦那様の周到な溺愛計画にまんまとはめられていた地味な伯爵令嬢の、予想外に甘々で幸せな新婚生活。