あらすじ
地下街には、一人の馬鹿がいた。
若き日のログ。
後にアルヴァ塔の主任となる男である。
これは、そんな彼がまだ若造だった頃の話。
役人と揉め、腹を立てたまま迷い込んだ地下街。
酒場《鴉樽》で地下街の主へ喧嘩を売り、一瞬で叩きのめされ、一年の下働きを命じられる。
だがその夜。
ログは地下街の裏側へ足を踏み入れてしまう。
消える子供達。
東側で広がる不穏な噂。
耳の良い少女ミナとの出会い。
そして、地下深くに眠る古代の遺構。
後に「地下機構崩壊事件」と呼ばれる出来事へ繋がる、若き日のログ達の物語。