あらすじ
16歳の春。
過去を捨てるため、知り合いの誰もいない高校へ進学した少女・みあ。
生きる意味も見つからず、人と関わることを避けながら毎日を過ごしていた。
そんなある日、遅刻して教室へ飛び込んできた明るい少年・蓮と出会う。
誰にでも優しく、人懐っこい蓮。
誰も寄せ付けないみあ。
正反対の二人だったが、蓮はなぜかみあを放っておかなかった。
少しずつ距離を縮めていく二人。
初めて知る恋。
初めて感じる幸せ。
蓮と出会ったことで、みあの止まっていた時間はゆっくりと動き始める。
しかし、その幸せは突然終わりを迎える。
ある日、蓮はみあの前から姿を消した。
そして後に知らされる、あまりにも残酷な真実――。
これは、生きることを諦めていた少女が、一人の少年を愛し、失い、それでも生きていこうとする物語。
16歳。
儚くて、苦しくて、忘れることのできない恋の記録。