あらすじ

家のリビングで呑気にスマホをいじっていた中3の弟に、私はドスの聞いた声を書ける。 「あんた、詩織とケンカしたの」 「は? 知らねぇし」 相変わらず無愛想で空気の読めない、ただ見た目のがいいだけの弟は、2つ歳上の私に対しては本当に無愛想で遠慮がない。 そんな陽太に片思いをしているのは、私の親友の詩織。 あぁ、可哀想な詩織。こんなバカ弟に片思いしちゃうなんて。もっといい男なんていくらでもいるのに。 陽太か詩織か、どちらかを見殺しにしろと言われたら迷わず陽太を見殺しにするくらい、私は大親友の詩織を大切にしている。 そんな詩織が泣いていた。 「陽太くんの彼女さんに誤解されちゃうよね。メッセージも電話も控えます」 詩織は勝手に「陽太に彼女がいるのかも」と勘違いをし始めている。 あぁもう、なんて世話の焼ける―― 女心なんて1ナノグラムも分からない弟を、そろそろ姉の責任として「わからせ」てやらなければ。 そんな折、詩織から弟の陽太に電話がかかってきた――

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カクヨム
カクヨム2026/06/14
  • 現在の作品世話の焼けるふたり