あらすじ
王都の片隅にある人気の定食屋『ごちそう亭』。そこで働くルビーは、お餅のように滑らかで丸々とした体型を持つ、自分にまったく自信がない20歳の女の子。そんな彼女は、店の常連であり、国中の女性の憧れの的である王国騎士団長ロセウスに密かに想いを寄せていた。
「私みたいな歩くお餅が、あの大天使様と釣り合うはずがない……」
最初から恋を諦めていたルビーは、ある日、ロセウスと王女の婚姻の噂を聞いて絶望する。ショックのあまり逃げ込んだ森で、彼女は偶然怪我をした魔族の長サタンを助けるが、なんとサタンはルビーの笑顔に一目惚れ! 国との和平の条件として「ルビーを妻に娶る」と要求してきた。
ロセウスの未来と国の平和のため、涙を飲んで「生贄の婚姻」を受け入れるルビー。
――しかし、その決定を知った瞬間、完璧だった英雄の理性のタガが完全に崩壊した!
「君を他の男に渡すくらいなら、今すぐこの国を滅ぼしてやる」
実はロセウスは、3年前からルビーのシフト表を分刻みで把握し、彼女の食べ残しやパセリの切れ端まで聖遺物として保管する、筋金入りの【超絶激重ストーカー】だったのだ!
仮面を脱ぎ捨て、周囲がドン引きするほどの執着と溺愛、そして無限の甘やかしでルビーを囲い込もうとするロセウス。ルビーを諦めきれないツンデレ魔王サタンや、癇癪持ちの王女も巻き込んで、事態は国家を揺るがす大ドタバタ劇へと発展し――!?
硬派で完璧な最強騎士団長(※中身はガチの激重ストーカー)×自信ゼロのもちもちおデブな看板娘!
勘違いから始まる、国家滅亡寸前の限界突破・溺愛ファンタジー!