あらすじ

「俺が救世主を、殺しました」 関東トラフ大震災から一か月。混乱の続く星追市の警察署に、十七歳の少年・宮永晴が自首してきた。 彼が殺したと告げた少女・空野ことりは、人の死を予知する不思議な力を持ち、大災害を言い当てて多くの命を救った存在。人々は彼女を感謝と祈りを込めて「救世主」と呼んでいた。 けれど取り調べで語られ始めたのは、ただの殺人事件ではなかった。 どこか息苦しい日々を送っていた少年。 未来が見えるせいで、どこにも居場所のなかった少女。 星追岬で出会った二人は、一つ屋根の下で暮らし、同じ食卓を囲み、笑い、時には喧嘩しながら、少しずつ互いの孤独を埋めていく。 なのになぜ少年は、少女を殺したのか? これは「救世主」と呼ばれた少女と、彼女を誰よりも大切に想った少年の、恋と救済の物語。全35話。 ※当作品には架空の災害、および震災後の混乱を描写する場面があります。災害に関する描写が苦手な方、辛い記憶を思い出す可能性のある方は、無理のない範囲でご覧ください。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/14
  • 現在の作品救世主の恋人~少年が彼女を殺した理由~