あらすじ

「家族と思われたくないわ」
「生まれてこなければよかったのに」

黒髪が一般的な国の華族に生まれたのぞみ。

けれど彼女の髪は、生まれつき真っ白だった。

“汚らわしい白”

そう呼ばれ、家族から拒絶され、奴隷のように扱われながら育った彼女は、次第に自分の存在すら嫌いになっていく。

——そんな彼女に、初めて手を差し伸べたのは、皇族の加納新だった。

漆黒の髪を持つ彼は、好奇心半分に言う。

「君は面白いな」

そして、誰も言わなかった言葉を口にした。

「陽の光が当たると、銀色に見えて綺麗だ」

傷つき歪んだ心は、愛されてもすぐには変われない。

それでも彼の隣で、生きてみたいと思った。

これは、“汚らわしい白”と呼ばれた少女が、自分を許せるようになるまでの恋物語。

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アルファポリス
アルファポリス2026/06/15
  • 現在の作品白髪の姫は、まだ春を知らない