あらすじ

『――まるであの日の蛍のようだ』  八月。燃え盛る太陽のもとで。  高校二度目の夏休みを迎えた宮沢進一は、十年来の親友である森山美怜へ相談を持ちかけていた。 「どーしたら遠野さんと仲良くなれると思う?」  それは青春の1ページ。女々しく渦巻く恋心。  そして舞台はスイーツ店、オカルトショップ。突然の邂逅に真夏の豪雨。  確かに進む時間の中で、しかし彼女は、遠野小春は別れ際に言ったのだ。 「真さんにもよろしく言っておいてください」  それは捨てたはずの過去だった。忘れたはずの思い出だった。しかし記憶は呼び戻す。なくなるまで、ずっと、ずっと呼び戻す。  そして最後に思い出す。忘れたものは何なのか、彼らは最後に思い出す。

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エブリスタ
エブリスタ2010/07/26
  • 現在の作品灯るアナタにさよならを