あらすじ
明日、タイトルマッチを控えた一人の若き青年。ストイックなトレーニングを突き進むことこそが人生を切り開くことと、そう信じて生きてきた。そして、何気に外にある自販機で計量後の一杯を楽しもうとしたその時、突然黒いフードを被った男性に襲われる。腕っ節に自信のある青年だったが、その男性はただ者では無かった。通る人間も僅かな裏路地で、青年はこっぴどく伸されてしまう。膝で顔面を集中的に攻撃され、結局は翌日の試合に出られない程の傷を負わされる。そして目には致命的な傷を負い、引退を余儀なくされる。しかし、その青年の心に、記憶に残ったのは、そんな出来事が自身の未来を変えてしまったと言う憎しみでは無く、何故あの時、彼はあんな風に鮮やかな攻撃が出来たのかという、その一点のみだった。その出来事は事件となり、犯人となった男性は呆気なく逮捕される。そして、青年が次に取った行動とは・・・。