あらすじ

髪を染める。そのたびに俺は、母親のことを思い出す。彼女はいつも、派手な髪色に染めたがっていたのだけれど、それができなくて黒い髪をしていた。職業上の理由だ。あのひとは、売春で俺を養ってくれた。客商売だから、顧客の趣味に合わせて外見を保たなくてはいけなくて、急に派手な金髪にするわけにもいかなかったのだ。同じ理由で、派手なネイルもできなかった。いつも薄いピンク色のマニキュアで爪を染めていた。

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エブリスタ2026/06/14
  • 現在の作品売女の息子