あらすじ

「緊張しているんですか?」 くすくすと笑いながら騎士さまは言った。 「それは、はい。緊張してます」 ぼくは硬い顔をして、でも、無理ににっこりと笑って言った。 そんなぼくのぎこちない笑顔を見て、くすくすと楽しそうに騎士さまはまた笑った。 騎士さまはその美しい豊かな黄金色の髪を白いりぼんで三つ編みにしてまとめている。 お人形さんみたいなとっても綺麗な顔をしていて、大きな青色の凛とした瞳と(猫みたいな瞳だった)小さな口と小さな綺麗な形の耳と、それから、今でもすごく覚えている、はじめて会ったときに見た、土で汚れていない白い肌の(顔と)手の人をぼくは初めて見た。 騎士さまはとても立派な青色の貴族の服の上に細部にまで装飾のある芸術品みたいな軽装の騎士の鎧を着ている。 そして、『とても見事な飾りのある(鳥のようだった。なんて言う名前の鳥なのかはわからなかったけど)騎士の証でもある細身の剣』を自分の座っている隣の席のところに置いていた。 剣をしっかりと握るための白い手袋は今はとっている。

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小説を読もう2026/06/14
  • 現在の作品大好きな騎士さまとぼく。