あらすじ

戦いを終え、拳で守る聖女として認められた主人公。 その存在は国の秩序となり、民に安心を与えていた。 しかし――そのやり方は、すべての人に受け入れられていたわけではない。 ある日、隣国からもう一人の聖女が現れる。 彼女の名はリシェル。 一切の暴力を否定し、どんな相手とも対話で解決する“殴らない聖女”。 その穏やかな在り方は多くの民の支持を集め、主人公のやり方に疑問を投げかける。 「あなたは、殴ることでしか守れないんですか?」 対する主人公は答える。 「あなたは、殴らないことで誰かを見捨てている」 同じ“守る”を掲げながら、決して交わらない二つの正義。 さらに、主人公に憧れ拳を振るおうとする少女ミナ、 暴力こそ最適解だと信じる傭兵ガルド、 非暴力を現実として成立させる参謀セレン。 そして、そのすべてを裏から操る扇動者ヴェイン。 それぞれの信念がぶつかり、揺らぎ、試されていく中で、 主人公は問い続けることになる。 「守るための拳は、本当に正しいのか」 殴るか、殴らないか。 選ぶのは正しさではなく、その責任。 見過ごさない聖女の物語は、 今度は“正義そのもの”を見過ごさない戦いへと変わっていく。

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小説を読もう2026/06/14
  • 現在の作品聖女たるもの見過ごす訳には参りません 第2期