あらすじ
青年はある日、神を助けたことで、世界で唯一の『完璧な玩具』としてロックオンされてしまう。
「お主は妾の玩具じゃ。壊れることも、妾の手から逃れることも許さぬぞ」
神の執着は愛などではない。それは、お気に入りの玩具を永遠に手元にコレクションしておきたいという、底知れない支配欲だった。
生き延びるために「死にたくない」と願うたび、強制的に発動する神の「祝福(能力)」。しかしその圧倒的な力は、奇跡を奪い合う他の有象無象の宗派たちを刺激し、さらなる死闘を呼び寄せる呼び水に過ぎなかった。
数多の宗派が放つ異能の刺客を相手に、信仰の力で生き残る、歪んだ主従の終末生存劇が幕を開ける。