あらすじ
放課後だけ開く、少し変わった恋愛相談室。
私立星ヶ丘高校の旧進路指導室には、恋の悩みを抱えた生徒たちがこっそり訪れる。生徒会書記の高槻湊は、相談の達人として校内で知られる一ノ瀬ひより先輩に呼び出され、半ば強引に相談室を手伝うことになる。
最初の相談は、白石すずの下駄箱に入っていた差出人不明の「失恋届」。そこには、まだ付き合ってもいない相手との関係を終わらせるように書かれていた。しかも、その内容は相談室でしか知りえないはずの秘密だった。
消えた恋文、偽の告白メッセージ、文化祭の公開告白、そして生徒会の中に潜むかもしれない犯人。
恋を叶えたい人、守りたい人、壊したい人。
放課後の相談室で、湊とひよりは恋と噂と秘密が絡み合う謎を解いていく。
人の死なない、青春ライトミステリー。