あらすじ
かつて世界を支配していた恐竜たちは、神々と人類によって封印された。
それから数万年。
隕石の力と封印魔法が融合したことで、恐竜たちは知性と魔法、そして人に近い姿を得て目覚める。
ティラノサウルス王族の一人、ティラノもまた封印から解放された。
しかし彼を待っていたのは、かつて獲物だった人類が魔法文明を築き、世界の支配者となっている現実だった。
さらに自らの身体は人間に似た姿へ変貌し、人語まで話せるようになっていた。
激怒したティラノは、封印遺跡を研究する少女と出会う。
彼女は恐竜たちを封印した英雄の血を引く末裔であり、各地の封印を解く鍵でもあった。
封印の真実を求めて旅を始める二人。
だが世界各地では、次々と恐竜たちが目覚め始めていた。
人類との共存を望む者。
再び世界を支配しようとする者。
そして人類の滅亡を掲げる者――。
これは、かつて最強の捕食者だった王が、新たな世界の在り方を選ぶ物語。
恐竜と人類、二つの時代が交わる時――世界の運命は恐竜王ティラノの選択に委ねられる。