あらすじ
ここは、なんとも奇妙な村だった――。
青村摩希(あおむら まき)は、その村の学校に通う少女であり、放課後は、図書館に直行する日々を送っていた。また、読書スピードは、常人離れしており、これまでに読んだ本は、積み上げたなら、雲に届くほど、膨大な量にのぼる。
そのように、貪欲に知識を吸収してきた少女だからこそ、村のおかしさを、人一倍、強く感じてならなかった。
異様なまでに幼稚で奸悪な男子生徒たち。学級崩壊状態にも無関心なクラス担任教諭。強大な権限を一手に掌握している警察官。大昔の密告社会めいた村そのものの空気。
そして、村で一番の博識少女とも言われる、その青村摩希にとって、つらい時、心のよりどころとなるのは、いつしか、グネルド教の教会だけになっていた――。
当面の間は、水曜日と土曜日に更新していく予定です。
表紙イラストは、mino様(https://coconala.com/users/1310816)に描いていただきました。
※この作品は、ノベルアップ+さん、小説家になろうさんでも、掲載しております。