あらすじ
「ブックアビューズ(書物虐待)」。
それは、読書で競い合う次世代競技『rスポーツ』における反則行為。多汗症の少女・手塚は、試合中に本を濡らしてしまう自らの体質が原因で、チームを敗北に導いてしまう。
「私の手汗、大嫌い……。スポーツなんて、なければいいのに!」
読書を、そして自分の身体を憎む彼女の前に、風変わりな同級生・関本が現れる。同志かと思いきや、半ば強引に連れて行かれた先は、なんと『rスポーツ部』だった。
そこで待ち受けていたのは、推し以外は解像度が下がる先輩や、積み読に命をかける関本など、常識外れの猛者ばかり。
そして、全てを統べる美貌の部長・深見沢は、手塚のコンプレックスを一目で見抜き、こう告げた。
「君はその才能(ハンデ)を武器に変えるべきだ。僕なら、君のその手を活かして戦える」
これは、忌み嫌ったコンプレックスが最強の武器へと変わる物語。
彼女を導く絶対的王者の真意とは?そして、本当の『孤独な読書』とは何か。
読書の概念が覆る、熱き戦いが今、幕を開ける!