あらすじ
瑞希(みずき)と紫苑(しおん)は、幼馴染だった。
小学六年生の頃。
瑞希は幼馴染の紫苑に花を贈るが、紫苑はその場で花を引き千切り、水溜まりへと捨てた。
中学生になったある日。
彼氏と別れた紫苑は、その腹いせに、
「アンタで我慢してあげる。顔がまだマシだから」
と瑞希にキスをしようとする。
天使のように愛らしい顔の紫苑だが、性格は横暴で、瑞希を平気で傷つけていた。
瑞希と紫苑は、つねに歪な関係性を形成していく。
だが、三年後。
久しぶりに再会した紫苑は、どこか怯えるように、縋るように、瑞希を見る。
その瞳にはどこか、恋によく似た温度が宿っていて――。
表紙:Canvaで作成したものを、ChatGptでアレンジしています。