あらすじ

明日、私は売られる。 花嫁という名前で。 没落寸前の伯爵家令嬢リリア・エルハートは、家の借金を帳消しにするため、年老いた侯爵へ嫁がされることになっていた。 「君ひとりが我慢すれば、みんな助かる」 幼なじみの言葉に胸を刺されながらも、リリアは結婚式前夜、母の遺した薬草帳だけを抱えて屋敷を逃げ出す。 夜の森で出会ったのは、傷つき倒れた巨大な狼。 薬師として見捨てられず手当てをした狼は、やがて美しい男の姿へ変わる。 彼の名はノクス・ヴォルガルド。 人間国で「黒い災厄」と恐れられる、黒狼族の若き王だった。 人間を信じない呪われた王と、全てを捨てて逃げ出した薬師の令嬢。 これは、傷を抱えた二人が互いを癒やしながら、必要だからではなく、ただ隣にいたいと願えるようになるまでの物語。 本編全12話+登場人物紹介 ※本作品は他投稿サイトでも掲載しております。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/06/12
  • 現在の作品政略結婚から逃げた令嬢は、獣人の王に愛される 〜森で助けた傷だらけの獣人は、国を背負う王でした〜