あらすじ

植物の劇的な増加と、それに伴う酸素濃度の変化により地球は花の星となった。  宇宙へと人々の大半が脱出した未来で、  地上に残された人々は細々とした営みを未だに続けている。  カナリアは、地上で生きる人々の中でも特別な存在だ。  生存圏の端で生活する彼は、酸素が人々の住まいへと押し寄せてくるのを監視する任務を帯びている。  森のギリギリで生活し、有毒な酸素が満ちていないかをその身をもって監視する役割。  かつて、鉱山でガスの検知に使われていた鳥の名を取って名付けられた役職名。  ――俺の持つ、ただ一つの名前らしい名前だ。

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カクヨム
カクヨム2019/05/28
  • 現在の作品花の星