あらすじ
ゆうくんは、大好きなイヌのハルくん、小さなヒヨコのピヨくんと毎日を楽しく過ごしていた。壁の古いハト時計が「ポッポー」と鳴るたびに、おやつ・お散歩・笑い声——三人の合図だった。
ある朝、ハルくんが旅立つ。ゆうくんは泣き、ハト時計の音さえも寂しく聞こえるようになる。
そんなある日、犬小屋から飛び出した声——「コケコッコーーーー!!!」。成長したピヨくんが、精一杯の声でゆうくんに合図を送ったのだ。ゆうくんの顔に、笑顔が戻る。
ハト時計よりずっとにぎやかで騒がしい、でも世界一やさしい合図。ゆうくんはリードを手に取り、ピヨくんと歩き出す。