あらすじ

「家宝を盗んだ」と冤罪で勘当された公爵令嬢は、下町の質屋の女主人となり、自分を捨てた人々の嘘を一つずつ査定し返す——その婚約指輪、贋物ですわよ? 婚約破棄を宣言された公爵令嬢ヴィオレッタは、泣きも縋りもせず、返却する婚約指輪をその場で査定した。台座は金鍍金、芯は銅。査定額、銅貨三枚。 勘当上等。私には、祖母が遺した下町の質屋「三日月堂」がございますの。 持ち込まれる質草は、持ち主の人生と嘘を知っている。違法金利の質札は書式不備で無効に。贋作競売は壇上で公開査定。やがて「盗まれた」はずの家宝が、敵の手で当店に持ち込まれて——冤罪は必ず晴れ、嘘の値札はすべて剥がれる、痛快下町ざまぁ譚。 お品物は、正直ですのよ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/13
  • 現在の作品婚約破棄された公爵令嬢は、下町で質屋を継ぎました 〜ところでその婚約指輪、贋物ですわよ?〜