あらすじ

中世ヨーロッパ風の異世界。王都から馬車で五日の辺境の地で、ラウエン伯爵による不穏な「夜会」が開かれていた。 増え続ける私兵、不自然な武器の購入。国家反逆を怪しむ王家が送り込んだのは、没落男爵家の令嬢――もとい、王家直属の調査員。 その正体は、前世で人の腹の探り合いを見てきた「元芸者」だった。 ドレスに記録魔道具を仕込み、ワイングラスを片手に、得意の人間観察と色香で男たちをその気にさせていく。 「褒める、感心する、それだけ」 気分良くなった悪党たちが自ら口を滑らせる中、密輸、違法取引、反乱計画……すべての証拠はリアルタイムで王都へと転送されていき――。 騙し合いの夜会をはんなり引っ繰り返す、痛快スパイ・ファンタジー短編。 ――お望み通りになって、よろしおしたなぁ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/13
  • 現在の作品異世界でも「ようお似合いの結末どすなぁ」