あらすじ
呪術結社・九耀。
双子の総帥、龍尾使いの計都と龍頭使いの羅睺を筆頭に、呪殺・暗殺・隠蔽・護衛・情報操作などあらゆる依頼を請け負う成功率100%の呪術組織。
歴史の裏側で暗躍してきた彼らに接触してきたのは、かつての九耀を壊滅寸前にまで追い込んだ仇敵、蝶に化身する不老不死の幻術師・果心居士。
それもなぜか彼と共にシルクロードを巡る旅に出る事に。
総帥・計都と羅睺は憎悪と警戒を胸に、果心居士暗殺の機会をうかがう。
そしてクセ強の九耀のメンバーたち。
おとなしい顔をしながら“先見眼”を駆使してギャンブル無双する月耀星。
プロテインを主食にする脳筋呪術師・火耀星。
旅先でも引きこもりたい情報収集担当の水耀星。
出発前から胃薬の世話になる苦労人の総帥補佐・木耀星。
怪しい香水を持ち歩く毒使いの調香師・金耀星。
所構わず仏像を彫り始める仏師・土耀星。
奈良を起点にいざ西域へ――
各地の呪術師や怪異と出会いながら、果心居士は骨董品、九耀たちは組織のルーツを求めて旅する幻想紀行。
これは九耀の過去と現代、そして未来を結ぶ、不思議で騒がしい旅の記録。