あらすじ
かつて世界を救った大賢者バルタザール。
神を封じた代償として、1000年の眠りについた。
目覚めたら——世界は七人の魔王に支配されていた。
しかも全員、自分の元弟子。
「……俺のせいか、これ」
傲慢の魔王、憤怒の魔王、強欲の魔王。
手配書に並ぶ顔は、どれもかつて自分が育てた少女たちのもの。
1000年前は「先生、先生」と懐いていたはずの弟子たちが、
今や大陸を恐怖で染め上げている。
原因は不明。だが確信はある。
あいつらを止められるのは、師匠である自分だけだ。
「めんどくさいが……責任はとるか」
ボロ外套一枚、武器なし。
最強にして最も面倒くさがりな師匠の、1000年ぶりの弟子回収が始まる。
——なお、回収した弟子は漏れなく師匠にベタ惚れで帰ってくる模様。