あらすじ

魔力を感知できない「枯れ者」として生まれたソルトは、廃域探索者の最底辺に甘んじてきた。 仲間も組合の後ろ盾も魔力感知の力も持たない。あるのは、魔力に頼らない物理的な観察眼だけだ。 数年前、父のケインが廃域の奥で消えた。公式地図が「崩落・行き止まり」と記す先へ、ひとりで入ったまま戻らなかった。形見は今も帰ってこない。 父の背中を追ってソルトは廃域探索を始めるが魔力を感知できないものにとって廃域探索は困難を極めるが、目に見えるものだけを頼りに今日も足跡と石の擦れを追って。地図のない先へと踏み込んでいく。 見えない者だから、見えるものがある。

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カクヨム
カクヨム2026/06/12
  • 現在の作品枯れ者の地図 ―魔力が視えない少年は、廃墟に残る光の筋だけを読む―