あらすじ

永禮大雅(ながれたいが)は眉目秀麗の見た目を生かして芸能活動をしていたが、自分に関わった人がみんな不幸になっていくのを見続けて、人生を諦めかけていた。 そんなとき、御徒町に探偵事務所を構える犬山恭祐(いぬやまきょうすけ)に拾われ、探偵助手として住み込みで働き始める。 恭祐は、大雅を月の妖怪「桂男」の末裔だろうといい、自身は人狼の末裔であることを明かした。 ある日、大雅は事務所の近くにあるアメ横商店街に、満月の夜にだけ現れる怪しい出店があるという話を聞く。 そこでは忘れたいことを忘れることができる水が売られているといい、大雅は単独でその店を探ることに決めた。 満月の夜、大雅がその店を突き止めると、近所の喫茶店で働く女性が客としてやってくる。 彼女は店にやってくる既婚男性への想いを忘れようと水を求めに来ていて……。 ーー手放したい記憶は、忘れてしまった方が楽なのか。 人外ハーフの末裔、桂男の永禮大雅と人狼の犬山恭祐のバディが夜のアメ横を探る、御徒町不忍探偵奇譚の第二作目です。 前作を読まなくても内容が分かるようにしておりますが、これを機にぜひ前作もよろしくお願いします。 六話完結、2万字の短編にしてみました。この文字数の短編でまとめた点が作者の頑張ったポイントです。 ※スターギフトのお礼は恭祐と大雅のほのぼの満月話を作りました。犬山家の秘密がちょっぴり覗けるかも?

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/12
  • 現在の作品満月の夜見世と消えた傷痕 ー御徒町不忍探偵奇譚 其の弍ー