あらすじ
「もう籠の鳥はうんざり! 私、自由に生きるんです!」
月兎族の第三姫君キャルルは、王族の鳥籠を抜け出してルナミス帝国へ亡命。サウナと苺パフェを愛する最高のフリーター生活を満喫していた。
――はずが、ひょんなことから辺境の村長に大抜擢されてしまう。
「えっ、また重い椅子に座らされるの…?」
渋々引き受けたポポロ村は、三大国のちょうど狭間にある、のどかで平和な小さな村。だったはずなのに。
なぜか地下には正規軍十万を消せる火力が眠り。
村の弁当は敵国の兵士まで虜にし。
押し寄せる悪党は、彼女が「蹴り殺して全回復」する地獄と天国の往復で逃げ帰る。
平和に暮らしたいだけなのに、気づけば大国三つが手を出せない"最強の村"ができていた。
「私はただ、みんなと静かに暮らしたいだけなんですけど…?」
蹴って、癒して、稼いで、守る。規格外すぎる村長の、無自覚スローライフ建国記!