あらすじ
魔界の魔王エーベルハルト——と言っても唯一無二の存在ではなく、ただの役職である。実態はダンジョン管理部門の部長。その彼が勇者と遭遇した直後、気づけば現代日本のしがない会社員・鈴木英雄(26)に転生していた。
チート能力? ない。 ハーレム? あるわけがない。 あるのは奨学金と、唯一備わっていた前世の能力『ラプラス』——その正体、まさかの表計算ソフトの下位互換。
満員電車に絶望し、パチンコで借金を増やし、どん底まで落ちた英雄は、前世の魔族会にあった「ポイント制度」を思い出す。人生のすべてをポイント化して、コツコツ稼げばいいのでは?
ラプラスが算出した彼の人生の初期残高、マイナス4,120,768ポイント。
読書で+500。タバコで−100。何もしなくても1日−6,000(※人生の基礎代謝)。世知辛い数字を相棒に、元魔王の「人生のポイ活」が始まる。
これは、チートをもらえなかった転生者が、現代日本で人生を立て直すだけの物語。だけど——
魔王がポイ活してますが、何か問題でも?
※笑い7割、実用2割、たまにエモ。自己啓発パロディです。