あらすじ

40代半ばの主婦・めぐみは、優しい夫と能天気な娘に囲まれながら、パートと家事に追われる平凡な毎日を送っていた。 若さも体力も失われ、スーパーの壁に映る自分の姿にため息をつく日々。そんな彼女の唯一の楽しみは、あるダンサーの“推し活”。 ライブ、イベント、配信――。 推しのおかげで色を取り戻していく毎日だったが、ある日、興奮のあまり気を失っためぐみが目を覚ますと、そこはまさかの三途の川。 しかし、作業着姿の管理人・佐藤は首を傾げる。 「何て言いましたっけねぇ? あなた、まだ寿命残ってますよ?」 どうやら近頃、推し活に夢中になりすぎて寿命前にやって来る人間が増えているらしい。 現世に戻るため、そしていつか本当の寿命で三途の川を渡るその日まで。 めぐみは今日も推しに笑い、泣き、ときどき白目をむきながら、人生を全力で楽しんでいく。 これは、推し活沼に落ちたはずが、なぜか三途の川の常連になってしまった主婦と、ちょっとお節介な管理人・佐藤の、笑って泣ける「生き直し」の物語。

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小説を読もう2026/06/12
  • 現在の作品推し活!沼かと思ったら三途の川