あらすじ
異世界に飛ばされた大学生・霧島ジンには、詠唱も術式も必要ない。「こうなれ」と思った瞬間、重力が従う。測定不能、ランクF、本人は仕組みも知らない。
目標は今日の飯。強さより腹ごしらえを優先する男が、辺境の街ラングレイで巻き込まれていくのは——封印された何かの目覚め、教会の影、そして「三百年前から待っていた」という石板の言葉。
のんびりした天然男と、口の悪い元最強魔法使い、正体不明の不思議な少女。噛み合わないようで噛み合う三人が、世界の秘密へと歩き出す。
「飯が食えてれば、まあなんとかなる」——たぶん、なる。