あらすじ

榊原は吐き捨てるように言った。 「翔は国の宝なんだよ。国民がどれだけ救われてると思ってんだ」 誠は、言葉が出なかった。 榊原は続けた。 「送出がミスったら、全部終わりなんだよ。 お前のくだらねぇ人生のボーっとした瞬間で、国民の希望を潰すな」 そして榊原は、唾を吐いた。 誠の靴先に、ぬるい点が落ちた。 誠は何も言えなかった。 謝罪だけが口から漏れた。 「……すみませんでした」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/12
  • 現在の作品英雄の条件