あらすじ
高校二年生の春。
失恋したばかりの結衣は、もう恋なんてしないと決めていた。
そんな彼女の前に現れたのは、いつもからかってばかりの同級生・蒼真。
一番会いたくない相手だったはずなのに、涙を流した日の帰り道、蒼真だけは結衣の異変に気づく。
「お前さ、無理して笑うなよ」
優しさなんて似合わないはずの彼から向けられる言葉に、閉ざしたはずの心が少しずつ揺れ始める。
そしてある夕暮れの日――
蒼真は突然、結衣に告白した。
「好きだ」
失恋の傷を抱えたままの私は、この人を好きになっていいのだろうか――。
涙の先で見つけた、本当の恋の物語。