あらすじ
【あらすじ】
周りの友人たちから「物静かで真面目な優等生」だと思われている私の生活は、至って普通だ。
毎朝きちんとトーストを焼き、お気に入りのクラシック音楽を聴きながらコーヒーを淹れる。他愛のない世間話には、いつも適切な愛愛笑いを返す。
ただ、私のルーティンには、普通の人間にはない項目がたった一つだけ含まれている。
私は定期的に、人を殺している。
血を流させると後始末が面倒だし、部屋の絨毯に染みが残るのも美観を損ねる。だから私は、薬品を染み込ませたハンカチで静かに呼吸を止める方法を選ぶ。暴れていた生き物が次第に力を失い、ただの「物」へと変わっていくその瞬間だけが、私に最高の快楽をくれる。
人間は毎日、牛や豚の命を奪って食べている。害虫を見つければ容赦なく叩き潰す。
邪魔な雑草を間引くのと、私のしていることに大した違いはないはずだ。
「人を殺しています、それが何か?」
今日も私は真面目な仮面を被り、退屈な街へと繰り出す。
今夜のルーティンのために、クローゼットの奥を飾る新しい獲物を探して。
(原作・脚本:藤原徳丸 / 制作アシスタント:AI)