あらすじ
東京近郊で、妊婦を襲い、腹の中の胎児を持ち去るという奇妙な事件が多発していた。そんな頃、飯島信吾は、妻から、やっと我が子を授かった、と聞かされ、一抹の不安を感じざるを得なかった。
横浜水上警察署管内では、1艘のフィリピン船籍の舟が乗り捨てられ、五〇〇kgのコカインが手つかずで、放置されていた。舟に乗っていたとみられる人々は、全員殺されていた。
ICPOからの捜査共助の要請が正式に来ていた。やってきたのはブライアン・オルテガというフィリピン人刑事だった。オルテガにはジェシーという恋人がいたが、彼女は霊媒師だった。日本にいくと行方不明になっている妹と出会うと予言する。オルテガには幼い頃別れ別れになった妹がいた。妹と別れ別れになった原因には、フィリピンの妖怪マナナンガルが関わっていた。その妹が日本に来ていた。フィリピンの麻薬組織のNO2が日本にいる妹を頼って日本に来ているようなのだが、消息がつかめないでいた。
滝川は、信吾の妻の康子の妹婿だった。滝川の管区は加賀町警察署管内だった。霊の胎児抜き去り事件は回数を重ねるだけで、いまだに犯人の手がかりさえ、つかめていない状況だった。
義男は東横線の日本大通り駅近くのビルの狭間に隠れるフィリピン人女性を拾った。話を聞いてみると、日本に来てまだ三カ月。お姉さんと別れて東京に出てきたばかりらしい。今日はお店の面接だったが、そこのマネージャーに、性的な暴行を受けそうになったので、裸で逃げだした。ということらしかった。
良雄はやがてマルシアの作る特別なレシピ「カルデレータ」を食べないといらつく自分に気づく。
フィリピンからブライアンの恋人ジェシーがやってくる。
ブライアンと、その妹アンジェリータは、フィリピンの妖怪、マナナンガルが、日本に来ている、と言う確信を得ていた。
マナナンガルは康子と智子をターゲットに定め、急襲する。駆けつけるブライアンとアンジェリータとジェシー。マナナンガルは本体(下半身)をどこかに隠して飛んでくるので、飛んできている奴を行くら攻撃しても倒すことはできない。
アンジェリーターはジョディの超能力を使って、マナナンガルの下半身を見つけて、葬り去ることに成功する。