あらすじ

人の記憶が売買される世界。 記憶は貨幣であり、力であり、ときに歴史そのものだった。 ⸻ 森の中で目覚めた少年・朔は、自分の過去を何ひとつ思い出せなかった。 覚えているのは、自らの名前だけ。 行き場のない彼は辺境の村へ迎え入れられるが、村人たちの反応はどこか奇妙だった。 まるで彼のことを知っているかのように。 そして、まるで彼に何かを思い出させまいとするかのように。 ⸻ やがて朔は、自分の夢に繰り返し現れる戦場の光景を見るようになる。 燃え落ちる街。 積み重なる死体。 そして夢の中で自分に問いかける謎の声。 「お前は何度目だ」 ⸻ 世界には、消された歴史があった。 誰も語ろうとしない戦争があった。 誰も覚えていないはずの真実があった。 そして、その全ての中心には必ずxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ⸻ なぜ人々は彼を知っているのか。 なぜ歴史は彼を記録しているのか。 なぜ彼自身だけが何も覚えていないのか。 ⸻ 失われた記憶を追う旅の果てで朔が辿り着くのは、 世界の秘密か。 それとも? ⸻ これは、 終わったはずの歴史を継ぎ続ける者たちの物語

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/11
  • 現在の作品朔