あらすじ

「颯太さん、才能がない人間には夢を見る資格がないのでしょうか?」 大手芸能プロダクションに、人気バンドのドラマーとして所属していた神山颯太(かみやまそうた)。 しかしデビュー5年目でバンドをクビになり、社内で『掃き溜め部署』と呼ばれる声優マネジメント室へ異動となる。 そこにいたのは、一筋縄ではいかない4人の声優たちだった。 「颯太さん! わたし、何すればいいですか!」 情熱だけはある田舎出身の凡才・山田穂波(やまだほなみ)。 「あんたの給料はほとんどアタシが稼いでんの! 分かった?」 コネ仕事ばかりと噂される生意気社長令嬢・阿賀エリカ(あがえりか)。 「声優って演技する仕事ですよね。どうして歌って踊らないといけないのでしょう?」 歌もダンスも拒む、元天才子役・月白凪(つきしろなぎ)。 「年増で扱いづらくてごめんねー。まあ、アラサー同士、熱くならずにやってこうよ」 婚活に励む(?)アラサー女子・橘亜香里(たちばなあかり)。 この4人を本当にマネジメントできるのかと愕然とする颯太。 しかし彼女たちには、それぞれ人に言えない思いと、諦めきれない夢があった。 「わたしに足りないのは、努力じゃなくて……才能、ですよね?」 「アタシの仕事の取り方がフェアじゃないとでも言いたいわけ?」 「私は、会社のためでもなく、音響監督のためでもなく、私のためでもなく、このキャラクターのために演技をしているんです」 「あたしだって、本当は死ぬ気で声優やりたいよ。……でも、もう、全力で走って転んだ傷が治る年齢じゃないんだ」 颯太は彼女たちに約束する。 努力が報われる場所までつれていく、と。 夢を諦めかけた訳あり声優たちと、左遷マネージャーの再起録。 エンドロールの直前から、彼と彼女たちの逆転劇が始まる。 ※2週間程度の短期連載です。最終話まで執筆済みのため、完結保証です。

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カクヨム
カクヨム2026/06/11
  • 現在の作品俺の担当声優たちが今日もめんどくさい