あらすじ

百年以上、誰にも抜けなかった聖剣《レギオン》。 レギオン帝国の皇太子アルトリウスは、本来その聖剣を継ぐはずだった。だが、彼は聖剣を抜けなかった。 年に一度の神器奉覧祭。帝国の正統性を示す式典の最中、貧民街の盗人リオ・ヴェイルが聖剣を盗みに入る。 ただの盗みのはずだった。 しかし聖剣は、皇太子ではなく盗人を選んだ。 リオは勇者になりたいわけではない。世界を救いたいわけでもない。 聖剣に「何を望む」と問われ、彼は答える。 「世界だ」 聖剣を奪われた帝国は、リオを勇者とは認めない。 皇太子アルトリウスは、国の正統性を守るために命じる。 「あの男を、勇者にするな」 聖剣に選ばれた盗人。 聖剣に選ばれなかった皇太子。 本物の神器と、国家が作り上げたレプリカ神器。 これは勇者が世界を救う物語ではない。 勇者が現れたせいで、帝国の正統性が崩れ、世界が戦記へ転がり始める物語である。 ※本作品は、小説家になろう・アルファポリスにも掲載予定です。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/11
  • 現在の作品皇太子が抜けなかった聖剣を、悪役令嬢の末裔の女盗人が抜いた 〜勇者にされるくらいなら、七神器の伝説ごと帝国を盗む〜