あらすじ
夫の浮気相手が妊娠した。
それだけなら、伯爵夫人セレナは離縁を受け入れていただろう。
だが夫は、十五歳の娘ミレーヌを十三歳年上の侯爵へ嫁がせようとしていた。
「お母様が出て行くなら、私も連れて行ってください」
血の繋がらない義娘の涙を見た瞬間、セレナは決意する。
――この子だけは絶対に守る。
夫に突きつけたのは離縁届ではなく、伯爵位と領地を賭けた決闘の申し込みだった。
亡き夫を忘れられない未亡人。
義娘を愛する母。
そして十年以上想い続けた幼馴染の騎士団長。
これは、一人の女性が大切な家族を守るために戦い、喪失を抱えたまま再び幸せを見つける物語。
※本作は現代版として先に投稿している同テーマ作品があります。
執筆時に現代・異世界どちらにするか迷い、まず現代版を書きましたが、今回異世界版も執筆しました。
現代版:https://kakuyomu.jp/works/822139846433349885